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          オンライン展覧会〈7〉

磁場との対話 ー宮良志穂&高見乾司Exhibition

2020年、当地を訪れ、この森に魅せられた京都市・スターポエッツギャラリー主宰の今村仁美さんのアートディレクションにより、このような企画が生まれました。まずはインフォメーションです。詳細は、[オンライン展覧会シリーズ]として公開してゆきます。新型コロナウィルス感染症の蔓延とその広がり方が心配されている現況がありますが、森には「コロナウィルスはいない」「森にウィルスを持ち込まない」という認識を共有しながら実行しました。






Message from Star Poets Gallery

真に生きること。

大自然の神に遊ぶこと。

聖なる熱望が

互いを横切るときに生まれるスパークのような伝達。

この土地の精霊たちは、純真さと、沈黙の間合いで、こっちを観ている。

そのような重なり合う層を守る磁場で

縁というものが起ち上がるとき、

アートのミューズたちは微笑んで

楽しげに噂をするのだろう。

風に乗って繋がる記録を残すだろう。

沖縄生まれの宮良志穂という神ンチュの気品と志にあふれるアーティスト

彼女がそこで始めるとき、天空には宇宙船が留まり、大地は地中から突き上げるかのように彼女が通していく周波数。

きっと遍く愛で描いているのだ。

高見乾司という神楽の時空を旅するアーティスト

それらの数千点にも及ぶ、情熱とダイナミズム。

まるで荒神が、手招きするかのように絵の中から飛び出してくる!

何か貴重な底知れない宝、その真髄を翁から手渡されている唯一の稀人。

@森の空想ミュージアム。只事ではない。この集会にぜひお集まりください。




宮良志穂メッセージ

宮良志穂プロフィール、表現する行為に対しての思い

 

1976年 沖縄県石垣市生まれアーティスト、作業療法士

2010年より医療・福祉の分野で作業療法に携わる。病気や死を迎える過程で苦しみもがく人が、言葉や表情には表しきれない内的エネルギーを何かしらの形に表現することで、回復・受容を手助けする場面に多く出会う。

「人にとって表現とは何なのか?」

この仕事を通して得た経験は、抑圧して生きてきた私自身の心に大きく影響を与え、ある日を境に内在していたエネルギーを絵に表現するようになる。

それはまるで、自分を超えた大きな何かに動かされるように、筆を持つとオートマティックに動く手、形になる過程に心身と時を合わせ、流れ込む生命の躍動と重なる。その行為を通して流れ込むエネルギー、絵から発する波動は、自分自身や絵を見る人の癒しや変容のプロセスに繋がることを知り、描いている。

コロナウィルスが世界を巻き込み、既存社会が限界を迎えている今、我々、ひとり一人の意識の在り方が問われている。本質的に人類が望んでいる世界とは?私たちはどう生きるべきか?地球の音、自然の声、生命の波動、それらの媒体となる肉体・精神を通しての表現。人種や国境・宗教・性別を超えて共通する普遍的な問いを絵を介して追求してたい。



高見乾司メッセージ

古代と現代が交錯する「磁場」

この古い教会の横を細い道が通っている。

この小径は、西都原古墳群から茶臼原古墳群を経て東都原(現在は持田古墳群)と呼ばれる大古墳地帯を結ぶ古代の「道」であった。

100年前には、この地を拓き児童福祉の拠点を築いた石井十次を訪ねて、文人・墨客が訪れた。
そして現代、福祉施設「石井記念友愛社」が運営され、多くのアーティストがこの地を訪れる。

ここが、古代と現代が交差する磁場であることがわかる。

人々は、ここに立ち、昔も今も「地の声」を聴くのである。




沖縄在住のアーティスト・宮良志穂と宮崎を拠点に活動を続ける美術家・高見乾司とのコラボ企画が始まった。まずはこの縁を結んで下さった京都市でスターポエッツギャラリーを運営する今村仁美さんから、その経緯や趣旨の説明を含んだ開会の挨拶。そして音楽家・Quon君の演奏による「音開き」。




続いて、私(高見)と宮良によるギャラリートーク。私は、この地の「磁場」について簡単な話をした後、神楽や絵画のことについて、かなり長く喋ってしまった。が、皆さんには初めての神楽情報だったということもあり、受け入れてもらえた模様。それから、集まってくれた人々による演奏・歌・踊りなどがあり、にぎやかな開幕となった。世の中は、コロナウィルス感染症の蔓延でパニック寸前の状態にあるが、私は
「森にはコロナウィルスはいない。森には邪悪なウィルスを撃退する力もある。各自がコロナウィルスを持ち込まないための万全の対応をしてくれば、ここは安全な時空である」
と言い続けている。「まつり」にも本来、邪悪なものを封じ、祓うという要素がある。
そのことを実感できるひとときとなったのである。



この古い教会は戦後、石井記念友愛社の復興の拠点の一つとなった建物。100年前にこの地を拓いた石井十次とともに入植した人々の子孫が、敬虔な祈りを捧げてきた。20年前、私がこの地へ来た頃は教会としての使命を終えて倉庫となっていたものである。それを改装してギャラリーとして運営し、20年が経過した。多くの人や創作家たちとの出会いを重ね、いままた新たな地平を切り開く位置に立っている、と私は思う。私にとっては神楽取材の拠点。東北の大震災・原発事故以来、訪ねて来て、移住先を見つけた人たち。オーガニックの生産者・自然と共生する生き方を模索する人々。里山の森をARTの手法を重ねながら再生しようとする仲間たち。そしてコロナ過の終息後に大きなうねりとなって現れることが予想される移住希望者たち。都市の文化と地方の文化の逆転現象が起こるとすれば、この地こそ、その最前線の地点といえるだろう。いま、ここに仲間たちが集まっているのは、その予感と確信があるからである。



宮良志穂からのメッセージとお礼

「こんな時だからこそ!アートの力を止めてはいけない!」
今村 仁美さんの強くて優しい大地の母のような言葉が心に染み渡り涙が出てきました。
高見 乾司先生が先人の思いを受け継いで作り出す空間。自然の叡智が溢れる森の暮らしと、福祉、アートが融合する空間「森の空想ミュージアム」自然、暮らし、コミニティー、アートが融合するまさに理想とする世界がありました!本当に素晴らしい空間で、言葉では現しきれない。ぜひ、訪れてほしいです。
この場を繋いでくださったのは、宮崎で8月に開催する市民劇「お船出物語」の統括をしている三股 晶子さん。「一人一人が新たな出発のとき!この劇がきっかけになればいいと思ってやっている」キラキラした目で語ってくれました。劇の準備で忙しい中、本当にたくさん助けてもらいました。
人のご縁、思いが合わさり、世界が作られていく。絵を描き続けると決めただけで、方向性が見えていない私に、先見の明で可能性を示してくださいました。
色々な方にお世話になり、「磁場との対話in宮崎森の空想ミージュアム」を終えることができました。 
宮崎は原初のエネルギーが色濃く残る
日本においてとても大切な地だと感じました。
お越しくださった皆さま
お世話になった皆さま
本当にありがとうございました。
他にも書きたいことがたくさん!言語化が追いつかず、、、と言い訳したいところですが、書いていくこと伝えることは大切なこと。少しづつアップしていきます。
まずはお礼まで。



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(SINCE.1999.5.20)

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