九州神楽紀行2010
森の空想ミュージアム/九州民俗仮美術館

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森の空想ミュージアム 遠い峰の彼方から、かすかに笛の音や太鼓の音が響いてきます。
 神楽の季節が近づいてきました。
「森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館」では民俗フィールドワークとして
毎年「九州神楽紀行」を開催しています。長年九州の民俗仮面を収集し、神楽の調査
を続けている同館館長・高見乾司が九州脊梁山地の山々の奥深く、伝えられてきた
神楽の場にご案内し、夜を徹して神楽を見ながら神楽を支えている
人々や地域住民の皆さんなどと交流する企画です。

森の空想ミュージアム森の空想ミュージアム

 300を越える神楽が伝承されている宮崎県・九州脊梁山地は、
民俗学、仮面研究の絶好のフィールドであり、現代アートや演劇の原点
ともいえる数々の装飾、装置、習俗なども残っています。
2010年は「高千穂・秋元エコミュージアム」と「高千穂町観光協会」
と連携し、20座を伝える「高千穂神楽」の全貌を見る企画としました。
現地の日程確定を確認しながら、多彩な企画を組みます。
詳細は10月初旬に決定します。
 宮崎空港に集合し、現地へ向かう前に「西都原古墳群」や
「九州民俗仮面美術館」などを訪ね、ゆっくりと過ごしたり、
日向神話、神楽や仮面に関する情報を交換するスケジュール
も盛り込まれています。参加ご希望の方は下記スケジュール、
参加要綱等をご覧の上、お問い合わせ下さい。


九州民俗仮面美術館/民俗フィールドワーク
高千穂神楽紀行 2010年の予定
<企画1>
□高千穂・秋元神楽 
 
2010年11月26日―28日
 ―山深い里に舞い継がれる高千穂神楽の逸品―




高千穂神楽は、天孫降臨伝説と一年の五穀豊穣・豊猟に感謝し、来る年の
豊作を願う集落の祭りです。高千穂・秋元神楽は、山間の静かな集落の裏山に
鎮座する神社での神事の後、神々が神楽宿(民家)に舞い入り、夜を徹して33番
の神楽が舞われます。神楽歌が歌われ、古格を保った仮面神が次々と登場します。
秋元神楽こそ、
高千穂神楽の古形を伝える神楽といえるでしょう。今年は「高千穂ムラ
たび活性化協議会」の中の「高千穂・秋元エコミュージアム」計画に高見が参加して
いますので、俳人と画家が同行し「神楽俳句」「神楽を描く」などの企画を検討中です。
10月初旬には決定しお知らせいたします。


その他、浅ケ部神楽、黒仁田神楽、狩底神楽、天岩戸神楽、上田原神楽、河内神楽などが検討されています。
各神楽の日程が決まり次第お知らせします。


                         [参加要綱]

◇この企画は、「森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館」の民俗フィールドワークとして実行します。参加費は、お一人10000円。旅費等は各自負担。その他の実費は現地精算となります。定員は15名程度。1日目に西都原古墳群などを見学、九州民俗仮面美術館でゆっくり過ごします。仮面や神楽に関するレクチャー、秘蔵の「花酒」と鹿肉・猪肉などを使った料理を楽しむスケジュールも組み込まれています。

◇お問い合わせ先
森の空想ミュージアム/九州民俗仮面美術館 TEL*FAX 0983−41−1281

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takamik@tea.ocn.ne.jpまでご一報ください。編集・高見乾司

(SINCE.1999.5.20)